男子十種競技の右代 回復は順調!復帰初戦で手応え

[ 2016年7月11日 05:30 ]

ケガから復帰戦でリオ五輪への手応えをつかんだ右代

 陸上南部記念は10日、札幌厚別公園競技場で行われ、リオ五輪代表で男子十種競技に出場する右代啓祐(29=スズキ浜松AC)がやり投げと走り幅跳びの2種目に出場。やり投げは58メートル18で9位、走り幅跳びは6メートル83で13位に終わったが、ケガからの復帰初戦でリオへの手応えをつかんだ。

 五輪を控える右代に不安はなかった。地元での復帰戦。2種目とも記録を伸ばすことはできなかったが「目指している動きはできた。これからしっかり準備したい」と手応えを口にした。6月上旬の練習中に左手親指と左膝を負傷。医師から完治に3カ月を要すると言われたが、酸素カプセルに入るなどして早期復活を遂げた。五輪開会式では日本選手団の旗手にも選ばれ「非常に光栄なこと。十種競技をたくさんの人に知ってもらえれば」と力を込めた。

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2016年7月11日のニュース