サンウルブズ 大敗50失点…残り1試合 2勝目なるか?

[ 2016年7月11日 05:30 ]

スーパーラグビーのブルズ戦でプレーするサンウルブズの矢富勇毅

スーパーラグビー第16節 サンウルブズ3―50ブルズ

(7月9日 プレトリア)
 サンウルブズは敵地でブルズに3―50の大敗を喫した。フッカー堀江翔太主将らが遠征メンバーから外れているサンウルブズは、前半から防戦一方で計7トライを許した。今季は残すところ15日(日本時間16日)のシャークス戦(南アフリカ・ダーバン)1試合のみ。参入1年目の集大成となる試合で2勝目を目指す。

 プレーオフ進出へ絶対に負けられない相手の底力に屈した。序盤からハンドリングミスを重ね、ディフェンスでも連係を欠いて防戦一方。3戦連続で50失点以上の大敗に、今季限りで退任するマーク・ハメット・ヘッドコーチも「前半は相手に苦労させずにトライを許してしまった。後半は敵陣の22メートルラインを越えて良いプレーがあったが、そこからボールを奪われることがあったので修正が必要だろう」と力なく振り返った。

 今回の遠征は堀江主将や6月の国際試合期間に故障したSOピシ、7人制でリオデジャネイロ五輪出場を目指すWTB山田、フランカーのデュルタロらが不在。WTBに山下一、リザーブに金正奎ら若手を入れたが、不発に終わった。代表強化を図って参入したスーパーラグビー1年目も次節が最終戦。1勝に終わるか2勝目をつかむか、最後まで真価を問われる戦いが続く。

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2016年7月11日のニュース