所要８５場所で入幕の北はり磨　新化粧まわしで白星発進！

錦木（右）を切り返しで破る北はり磨

大相撲名古屋場所初日

（7月10日 愛知県体育館）
　史上９番目の遅さとなる所要８５場所で入幕した北はり磨が白星発進をした。１２６キロの自身よりも４０キロ以上重い錦木を相手に真っ向勝負。必死に前に出て左を差すと右で小股をすくって切り返し「止まらなかったのが良かった」と自賛した。

　先代師匠の故北の湖親方（元横綱）がしたためた「百福是集」（多くの幸せが集まるようにという意味）の文字が入った新しい化粧まわしを締め「気が引き締まります」と力がこもっていた。