女子1600Mリレー五輪出場が絶望的に 世界ランク上げられず

[ 2016年7月11日 05:30 ]

女子1600メートルリレーを終え、肩を落とす(左から)吉良、市川、石塚、青山

 陸上の大阪選手権は大阪市のヤンマースタジアム長居で行われ、女子1600メートルリレーの日本代表は2大会ぶりの五輪出場が絶望的になった。

 1本目は3分30秒91。国際陸連ランク9位(出場権を持つ国を除く)だった日本は出場権が与えられる8位以内に入れず、4時間後にもう1レース走った。19歳で第2走者の石塚晴子(東大阪大)は選挙年齢が下がって初となる参院選の投票を考えていたが、レースに専念。しかし、2本目は3分32秒54で「応援に感謝したい。忘れずに前へ進みたい」と東京五輪へ目を向けた。女子400メートルリレーも五輪を逃し、男子1600メートルリレーは9大会連続出場へ前進した。

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2016年7月11日のニュース