野村敏京70で回り首位浮上「リラックスして楽しく回れた」

[ 2016年2月21日 05:30 ]

第3ラウンド、14番でアプローチショットを放つ野村敏京

米女子ツアーISPSハンダ女子オーストラリア・オープン第3日

(2月20日 オーストラリア・アデレード・グランジGC=6600ヤード、パー72)
 3位から出た野村敏京(23=フリー)が5バーディー、3ボギーの70で回り、通算9アンダー、207でダニエル・カン(23=米国)、ジェニー・シン(23=韓国)と並んで首位に立った。宮里美香(26=NTTぷらら)は71で、73の永井花奈(18=フリー)とともに通算1オーバーの48位。75の酒井美紀(24=国際スポーツ振興協会)は通算3オーバーの66位だった。

 米ツアーに本格参戦して3年目の野村に初優勝のチャンス到来だ。「リラックスして楽しく回れた」と優勝争いのプレッシャーを感じることなくプレーし首位に並んだ。

 出だしの1番パー5で3日連続のバーディーを奪い早速、首位に並んだ。続く2番でもスコアを伸ばし、この時点で単独首位。3、4番の連続ボギーで後退したが、最終18番で第2打をチャンスにつけてバーディーで締めて首位3人による最終組に入った。

 3日間のバーディー数は全選手で最多の16。パーオン率でも6位とショットの安定感が光る。今季は開幕戦と第2戦で優勝争いを経験したが、いずれも最終日に失速して13位に終わった。最後の18ホールに向け、「できれば優勝したいが、私よりうまい人がいたら仕方ない。最終組を楽しんで、リラックスして楽しくプレーします」と自然体で戦うことを誓った。

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2016年2月21日のニュース