宇野、逆転Vならず4位終戦 無良5位、田中6位 優勝はチャン

[ 2016年2月21日 17:02 ]

男子フリーの演技を終え、悔しそうな表情の宇野昌磨

 フィギュアスケートの四大陸選手権最終日は21日、台湾・台北で男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の宇野昌磨(18=中京大中京高)は176・82点にとどまり、合計269・81点で4位に終わった。

 「タイトルが獲りたい」と逆転優勝を狙い臨んだフリー。冒頭の4回転トーループで着氷が乱れ、その後は立て直したが得点を大きく伸ばすことはできなかった。SP5位のパトリック・チャン(25=カナダ)が290・21点をマークし逆転優勝を飾った。

 14年の同大会王者でSP4位の無良崇人(25=洋菓子のヒロタ)は自己ベストとなる268・43点で5位、SP7位の田中刑事(21=倉敷芸術科学大)は222・70点で6位だった。

 ▼宇野昌磨の話 4回転ジャンプは、最後までいったりきたりだった。それ以外はSPよりも満足はできた。いいところも悪いところも出たけど、前回(5位)よりはよかった。

 ▼樋口美穂子コーチの話 (宇野は)気迫が少し薄かった。滑りも重かったし、ちょっと落ち着きすぎていたのかもしれない。反省して世界選手権を迎えたい。

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