渡部暁は3位、3戦連続の表彰台 リースルがV

[ 2016年2月21日 22:44 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は21日、フィンランドのラハティで個人第14戦の後半距離(10キロ)が行われ、渡部暁斗(北野建設)は3位となった。表彰台は3戦連続で今季10度目。

 強風で前半飛躍(HS130メートル、K点116メートル)が実施できず、19日の予備飛躍の結果が採用された。2位の渡部暁は1位の選手の棄権により、距離を首位でスタートしたが逃げ切れなかった。渡部暁に38秒遅れで出たファビアン・リースル(ドイツ)が今季、通算とも3勝目を挙げた。加藤大平(サッポロノルディックク)は31位だった。

 渡部剛弘(明大)渡部善斗(北野建設)永井秀昭(岐阜日野自動車)は棄権した。

 ▼渡部暁斗の話 悪くはなかった。今はこれ以上望むのは難しい。一歩の進みが弱い。練習不足。今季はジャンプがいい分、走れない。こういう状況で耐えていくしかない。

 ▼加藤大平の話 やっぱり体力がない。全然粘れないし、戦えていない。次の試合が(自身にとって)今季最後なので少しでも、いい形で終われるようにしたい。

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2016年2月21日のニュース