スペイン リトアニア下し欧州選手権3度目V

[ 2015年9月21日 11:03 ]

優勝を喜ぶガソル(後列中央)らスペイン代表(AP)

 男子バスケットボールの欧州選手権は20日、フランスのリールで大会史上最多の2万7323人の観衆を集めて決勝を行い、スペインが80―63(前半41―33)でリトアニアを下して2大会ぶり3度目の優勝。25得点12リバウンドを挙げたNBAブルズのフォワード、パウ・ガソル(35)が大会のMVPに選ばれ、リトアニアは2大会連続で2位に終わった。

 スペインはガソルの弟でグリズリーズに所属するマーク・ガソル(30)や、サンダーのサージ・イバカ(26)、ティンバーウルブスのリッキー・ルビオ(24)といったNBAの主力選手を欠く布陣で予選リーグでは3勝2敗と苦戦。しかし決勝トーナメントでは奮起し、MVPとなったガソルは「最初は苦しんだがチームとしてその苦境に立ち向かった。信じられない優勝。自分のこの年齢でこのような成績を残せたのは意義がある」と歓喜にひたっていた。

 3位決定戦ではフランスが81―68(37―32)でセルビアに勝利。なおリオデジャネイロ五輪への出場権(2枠)はスペインとリトアニアが獲得し、3位フランス、4位セルビア、5位ギリシャ、6位イタリア、7位は来夏の世界最終予選(3枠)に回る。

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2015年9月21日のニュース