英メディアで“日本席巻”「桜の戦士たちはセンセーショナルだった」

[ 2015年9月21日 06:49 ]

多くの地元紙が日本代表の金星を報じた

ラグビーW杯イングランド大会 1次リーグB組 日本34―32南アフリカ

(9月19日 ブライトン)
 ジャパンが文字通り世界に衝撃を与えた。英メディアは軒並みトップ項目で「史上最大の番狂わせ」(デーリー・テレグラフ紙)「史上最大の衝撃」(ガーディアン紙)「日本が南アに恥をかかせた」(サンデー・タイムズ紙)などと報道。

 BBC放送は日本の金星を99年大会準決勝のフランス―ニュージーランドなどと並ぶ「W杯の6大番狂わせ」と伝え、ガーディアン紙は「勇敢なる桜の戦士たちは最初から最後までセンセーショナルだった。ラグビーはもはや一部のエリート国が支配する時代ではなくなった」と指摘した。

 ラグビー界の名将や名選手たちも日本に称賛を送った。03年W杯でイングランドを優勝に導いたウッドワード元監督は「日本がラストプレーでPGを狙わなかったのはW杯史に残る最高の選択」と称え、元同国代表の名キッカー、ウィルキンソン氏は「日本が素晴らしかった。まだ胸がドキドキしている」とツイッターにつづった。

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2015年9月21日のニュース