日本、逆転でデ杯WG残留!崖っぷちから錦織、ダニエル連勝

[ 2015年9月21日 05:05 ]

大一番を制したダニエル太郎(右)を笑顔で迎える日本代表のチームメート(AP)

 男子テニス国別対抗戦、デ杯ワールドグループ入れ替え戦「日本―コロンビア」最終日は20日、コロンビアのペレイラで行われ、日本が3勝2敗で勝ち、ワールドグループ残留を決めた。

 2日目を終えて1勝2敗で迎えた3日目はまずは第4試合シングルスでエースの錦織圭(25=日清食品)がサンティアゴ・ヒラルド(27)に6―4、6―2、7―6のストレート勝ち。第5試合のシングルスではダニエル太郎(22=エイブル)が7―6、6―3、6―2でアレハンドロ・ファジャ(31)を下した。

 エース錦織が踏ん張り、2勝2敗のタイで迎えた最終決戦は世界ランキング124位のダニエルと同123位のファジャの激突。第1セットをタイブレークの末にものにしたダニエルは第2セット、第4ゲームでファジャのサービスをブレーク。すぐにブレークバックを許したものの、第8ゲームで再びブレークに成功。粘るファジャを振り切って、このセットも奪った。

 続く第3セットも第3、第5ゲームでブレークに成功。第6ゲームでブレークバックされたものの、第7ゲームでブレークし、最後は自身のサービスゲームをキープして6―22で押し切った。ダニエルはデ杯での初勝利が価値ある1勝となった。

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