南ア、屈辱の同国Ｗ杯最多失点…指揮官「国民に謝罪したい」

＜日本・南アフリカ＞エキサイトする両チームの選手

ラグビーＷ杯イングランド大会　１次リーグＢ組 南アフリカ３２―３４日本

（9月19日 ブライトン）
　世界一に２度輝き、ニュージーランド以外の全ての国との対戦で勝ち越しているラグビー大国の南アフリカが、Ｗ杯で初の初戦黒星を喫した。

　日本相手に同国のＷ杯最多記録となる３４失点。マイヤー監督は青ざめた表情で「国民に謝罪したい。全ての責任は私にある」と話した。ケガ明けの一部主力を温存したとはいえ、経験豊富なメンバーでチームを編成。しかし、低くて速い日本のプレーにリズムを狂わされ、足の止まった終盤は防戦を強いられた。

　サントリーでプレーするＳＨデュプレアは「日本は南アをターゲットに良い準備をしてきた。頭脳にやられた」と振り返った。