遼を発奮させた“優勝請負人”佐藤キャディーの言葉

[ 2015年9月21日 09:55 ]

8番で並ぶ佐藤キャディー(左)と石川

男子ゴルフツアーANAオープン最終日

(9月20日 北海道北広島市 札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース=7063ヤード、パー72)
 攻めるゴルフをアシストしたのが佐藤賢和(よしかず)キャディー(35)だ。石川は「佐藤キャディーは堅実な方だけど、今週は僕のチャレンジ精神をかき立てるような言葉を掛けてくれた。あれが大きかった」と相棒への感謝の気持ちを口にした。

 佐藤キャディーは東北福祉大ゴルフ部出身。卒業後はスウェーデンに留学するなどプロゴルファーを目指していたが、大学で同期の宮里優作から誘われキャディーに転身。これまで片山晋呉らとコンビを組んできた。今年5月から石川の専属キャディーとなり米ツアーの来季シード権獲得に大きく貢献した。

 前回優勝した昨年の長嶋茂雄招待セガサミー・カップでもバッグを担いでいた優勝請負人は「米国で培ったものが出た。凄くうれしいけど、これで終わりじゃない。ここでできた良いゴルフを米国に持ち帰って一からやるくらいの気持ちでいる」と笑顔を浮かべつつ気を引き締めた。

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