松山 4バーディーで18位浮上も…パット不調、スコアに不満

[ 2015年9月21日 05:30 ]

第3Rで18位に浮上した松山

USPGAツアーBMW選手権第3日

(9月19日 米イリノイ州レークフォレスト コンウェーファームズGC=7198ヤード、パー71)
 19位から出た松山英樹(23=LEXUS)は4バーディー、3ボギーの70で回り、通算8アンダー、205で18位に順位を上げた。ジェーソン・デー(27=オーストラリア)が69をマークし、通算20アンダーに伸ばして完全優勝に王手をかけた。世界ランキング1位のロリー・マキロイ(26=英国)が通算13アンダーの4位につけた。

 前日まで南から吹いていた風がこの日は真逆の北風に一変。全体的にスコアが伸びない中で松山はスコアを70にまとめた。しかし、第2ラウンドは63と爆発しただけに「かみ合わせが悪く、パットが入らなかった」と物足りない様子だった。

 1番で3メートルのパーパットをきっちり沈め、2番は2メートルを決めてバーディーを先行させたが、3番で7メートルのバーディーパットを1・5メートルオーバーさせて3パットのボギーを叩き、天を仰いだ。「悪いパットじゃないのに、入る流れじゃなかった」とこの3パットが停滞を招いた。後半の14番では3メートルのバーディーパットを外すなど「最後の方はストロークがぶれてしまった」と肩を落とした。首位との差は12打に広がったが、「パットは修正できる。まだ上位は目指せる」と気持ちを切り替えていた。

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2015年9月21日のニュース