香生子 200平泳ぎで金!星に続いた 日本勢今大会2個目

[ 2015年8月8日 00:32 ]

女子200メートル平泳ぎ決勝で金メダルを獲得した渡部香生子(AP)

 水泳の世界選手権第15日は7日(日本時間8日未明)、ロシアのカザニで行われ、競泳女子200メートル平泳ぎ決勝で渡部香生子(18=JSS立石)は2分21秒15で優勝、初の金メダルを獲得した。金メダルは前日の女子200メートルバタフライの星奈津美(24=ミズノ)に続き今大会2個目。星と同様、来年のリオデジャネイロ五輪代表を内定させた。

 レースの入りは抑えめに50メートルを3番手、100メートルでは2番手に上がり、150メートルも差を詰めて2番手で前を行くペダーセン(デンマーク)を射程にとらえた。残り25メートルで一気に抜き去るとあとは後続に差を広げるばかり、2位に1秒29差をつける圧勝だった。

 6日の準決勝は「タイムは狙っていたより遅くて納得はいかない」と言いながら全体3位の2分22秒15で通過。「しっかり勝負できるよう頑張りたい」と話していた通り見事にトップゴールを果たした。

 競泳の日本勢で史上5人目の金メダリストとなった。また、このメダルは、世界選手権で日本勢100個目のメダルとなった。

 金藤理絵(26=Jaked)は2分23秒19の6位だった。

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