ラグビー日本代表4次候補選手発表 3次候補39人から変更なし

[ 2015年8月8日 05:30 ]

W杯4次代表候補選手を発表したジョーンズ・ヘッドコーチ

 日本ラグビー協会は都内で会見し、9月に開幕するW杯イングランド大会の日本代表第4次候補選手39人を発表した。6月29日に発表した第3次候補選手から一切変更なし。

 当初は今月31日の最終メンバー31人発表に向け、今回は35人程度に絞り込む方針を示していたエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチは「長期のケガから復帰した選手を含み、田村、稲垣はパシフィックネーションズ杯で負傷した。31人に絞るのは発表ギリギリまで待ちたい」と説明。想定以上の負傷者で、ふるい落としをできなかったことを明かしたが「W杯で誰がベストの15人か、リザーブ、バックアップの役割も分かっている」と31人の構想には誤算がないことを強調した。指揮官は代表候補の選手に「国のために死んでも戦う人を選ぶ。どれだけ国のために体を張れるか。それが絶対条件」と語気を強めた。世界的名将が「死」という言葉を使って根性論を説くのはまれ。4年間の集大成へ、本番モードに突入しつつある。

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2015年8月8日のニュース