悔しさ隠せない錦織「負けたら意味がない どんな相手でも勝たないと」

[ 2014年11月16日 16:34 ]

男子シングルスのノバク・ジョコビッチ戦で、悔しそうな表情を見せる錦織圭
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男子テニスATPツアー・ファイナル第7日 準決勝

(11月15日 ロンドン・O2アリーナ)
 決勝進出を逃した錦織は悔しさを隠せなかった。

 ―惜しい試合だった。

 「負けたら意味がない。どんな相手でも勝たないと。やっぱり悔しい。これもいいレッスン。いい経験になった」

 ―初出場で4強入り。

 「ここまで来られたことはうれしいし、最後の4人に残れたことは評価できる。8人全員がタフな相手の中でやるのは初めての経験だったので、来年戻って来られるように、また年始から頑張りたい」

 ―勝負を分けたのは。

 「第3セットの1ゲーム目。あのゲームが1番のキーポイントだった。2本のブレークポイントを取れなくて、焦って引きずってしまった。彼(ジョコビッチ)をカムバックさせた理由の一つ。このままじゃ勝てないと思って自分のテニスを変えてしまった」

 ―試合を振り返って。

 「1セット目はこてんぱんにやられた。こんなに差があるのかと感じたけど、2セット目は攻撃的にフォアで打っていってプレッシャーをかけられた。相手のリズムに狂いが生じていた」

 ―今季を振り返って。

 「最高の1年だった。ジョコビッチ、フェデラー、ナダルの3選手はまだ上にいる。この選手たちに勝てるようにもっと意識してやりたい。12月のオフシーズンにしっかりトレーニングを積んで、けがなしの体をつくる。1月の全豪を楽しみにしている」

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2014年11月16日のニュース