錦織 第1セットは「こてんぱんにやられた」も「最高の1年だった」

[ 2014年11月16日 08:34 ]

ジョコビッチと対戦し、ボールを追う錦織(AP)
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男子テニスATPツアー・ファイナル第7日 準決勝 錦織圭 1-6、6-3、0-6 ノバク・ジョコビッチ

(11月15日 英国・ロンドン)
 男子テニスの錦織圭選手(24)=日清食品=は15日、ロンドンで行われた今季最終戦、ATPツアー・ファイナルのシングルス準決勝で敗れ、記者会見で「やっぱり負けるのは悔しい。最後の4人に残れたことは評価できるが、どんな相手でも勝たないと悔しさは残る」と負けず嫌いな一面をのぞかせた。

 世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手(27)=セルビア=に1―6、6―3、0―6で屈した。最終セットの第1ゲームでブレークチャンスを逃し「本当にあれが1番のキーポイントだった」と悔やみきれない様子。第1セットは「こてんぱんにやられた」と苦笑いし、巻き返した第2セットは「攻めの姿勢を貫いた」と振り返った。世界トップ5まで飛躍した今季の戦いを終え「最高の1年だった」と総括した。

 世界の上位8人が集結した特別な舞台を初体験できたことには「これまで得たことのない待遇を受けて、とてもエンジョイできた」と笑わせた。「来年戻って来られるように、また年始から頑張りたい」と再挑戦を誓った。(共同)

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