テコンドー正常化目指す 新団体の「連盟」が会見

[ 2014年11月16日 17:37 ]

 不適切な会計処理などで内閣府から2度の勧告を受け、公益法人を返上した全日本テコンドー協会の執行部に反発する勢力が設立した新団体「全日本テコンドー連盟」が16日、東京都内で記者会見し、武田正博理事長は「内部から正常化しようとしたが駄目だった。(協会の)現体制の下では正常な成長や発展はあり得ない」と訴えた。

 全日本協会に代わる国内統括団体としての正当性を主張し、日本オリンピック委員会(JOC)などへの加盟を目指す。

 新団体は11道府県の代表者を中心に発足。既に福島、新潟、奈良、宮崎、沖縄の各県協会は全日本協会からの脱退を届け出た。全日本連盟の登録選手数は約千人となる見込みで、来年5月以降に独自の「全日本選手権」を開催予定という。

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2014年11月16日のニュース