3連覇王手のジョコビッチ「錦織は世界で最も俊敏な選手」と称える

[ 2014年11月16日 08:59 ]

錦織を下し、ガッツポーズのジョコビッチ(AP)

男子テニスATPツアー・ファイナル第7日 準決勝

(11月15日 ロンドン・O2アリーナ)
 世界ランキング1位のジョコビッチがフルセットの末、錦織を下して決勝に進出。大会3連覇へ王手を懸けた。

 ジョコビッチは今大会、1次リーグはすべてストレート勝ちで3連勝。2年前のこの大会から始まった室内の連勝を30に伸ばし、準決勝に駒を進めた。過去2勝2敗と五分の錦織を相手に第1セットは23分で先取したが、続く第2セットは調子を取り戻した錦織に第8ゲームをブレークされ、今大会初めてセットを失った。これで錦織にペースを渡してしまったかに思われたが、第3セットは錦織のミスもあって一方的な展開。6―0で最終セットを制し、3連覇へあと1勝とした。

 もう1試合はフェデラーが4―6、7―5、7―6でワウリンカを下し決勝進出を決めた。

 ▼ジョコビッチの話 第1、第3セットは思い通りにできた。第2セットはブレークされて集中力を失った。簡単な試合ではなかった。錦織は世界で最も俊敏な選手。今季は多くのタイトルを取っている。どんなコートでも危険な存在だ。

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