エディーJ テストマッチ11連勝!ノートライも価値ある敵地○

[ 2014年11月16日 05:30 ]

ルーマニア戦の前半、ペナルティーゴールを決める五郎丸

 世界ランキング9位の日本代表は同18位のルーマニア代表と対戦し、18―13で、テストマッチでの連勝を11に伸ばした。日本はスクラムやモールで劣勢に立たされたが、冷静なゲーム運びでFB五郎丸歩(28=ヤマハ発動機)が6PGを全て沈めて逆転勝ち。トライはゼロと課題は残したが、厳しいアウェーでの戦いで価値ある勝利を手にした。

 日本代表歴代最多得点記録を更新し続けるゴールデンブーツが勝利をたぐり寄せた。1点を追う後半5分、五郎丸が正面約30メートルのPGを決めて逆転。強いフィジカルの相手に苦しみトライを取りきれない中、結果にこだわった日本が世界9位の意地を見せた。とはいえ課題も明らかになった。今年重点的に強化してきたスクラムでは圧倒され、前半27分にはスクラムでの反則で認定トライを奪われた。リーチ主将は「2年前ルーマニアと試合をして(34―23で勝利)、セットピースでかなり支配された。2年でどうチームが成長したかを証明できる試合になる」と話していたが、モールでも圧倒されて、結局ノートライでの勝利。来年のW杯へ課題を残した。

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2014年11月16日のニュース