森喜朗会長 東京五輪での野球復活に言及「願いはある」

[ 2014年1月25日 05:30 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)と東京都は24日、2020年の東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会を設立し、東京都庁で第1回の調整会議が行われた。

 会長に就任した森喜朗元首相(76)は「時間は刻々と迫っている。あと6年ではなく、6年しかないと思って準備する」とあいさつ。事務総長に就任した元財務事務次官の武藤敏郎・大和総研理事長(70)は、2月9日に行われる都知事選を控えて「新しい知事にもリーダーシップを発揮してほしい」と要望した。

 森会長はまた、野球・ソフトボールの実施に向けて「20年に復活できればという願いはある」と言及。五輪憲章では実施競技が7年前に決定すると定められているが、昨年11月に国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長(60)が憲章の変更は可能と発言しており、復活へ働きかけていく姿勢を示した。

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2014年1月25日のニュース