田畑「悪くないが良くはない」3秒遅れ  追い抜き練習

[ 2014年1月25日 05:30 ]

調整する女子団体追い抜きの(右から)高木菜那、田畑真紀、押切美沙紀。左端は長島圭一郎

 日本選手団の副将も務める田畑真紀(39=ダイチ)が選手個々に厳しさを求めた。スピードスケートのソチ五輪日本代表が長野市エムウエーブで合宿を公開し、前回大会銀メダルの女子団体追い抜きが実戦練習を披露。主力の菊池彩花(26=富士急)に代えて、押切美沙紀(21=同)を起用し、田畑と、高木菜那(21=日本電産サンキョー)と本番と同じ6周を滑った。

 先頭交代は無難にこなしたが、タイムは設定の3分0秒台から3秒も遅れ、「悪くないが、良くはない。個々が調子を上げてこないと厳しい」と田畑は危機感を募らせた。各選手は団体追い抜き予選(21日)の前に16日の1500メートルの個人レースに挑むが「低速リンクのベストを出すくらい調子を上げないと」と注文。羽田コーチも「目指しているのはトップ。追い抜きは勝つか負けるか」と厳しかった。

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2014年1月25日のニュース