葛西 地元で3位表彰台、大貴が5位 W杯男子札幌大会

[ 2014年1月25日 18:20 ]

3位に入り、観客の声援に応える葛西紀明

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ札幌大会第1日は25日、札幌市の大倉山ジャンプ競技場(HS134メートル、K点120メートル)で個人第17戦が行われ、ソチ五輪日本選手団の主将を務める葛西紀明(41=土屋ホーム)は1回目で132・5メートル、2回目129をメートル飛び、トータル272・1点で3位に入った。表彰台に上がるのは12日の個人第14戦、オーストリア・バートミッテルンドルフ大会に続いて今季4回目。優勝はペテル・プレブツ(スロベニア)だった。

 五輪代表勢は伊東大貴(28=雪印メグミルク)が5位、清水礼留飛(20=雪印メグミルク)が15位、渡瀬雄太(31=雪印メグミルク)が17位、竹内択(26=北野建設)が21位だった。

 葛西は11日のW杯個人第13戦、オーストリア・バートミッテルンドルフ大会で41歳7カ月の最年長優勝を果たした。14日の帰国後は五輪日本代表の結団式や所属チーム、母校での壮行会など多忙な日々が続いていたが、好調な今シーズンの勢いそのままに好結果をものにした。

 ▼葛西紀明の話 こてんぱんにやられた。悔しい。こんなに失敗しているようではトップには立てない。体調はいいのでタイミングさえ合えば優勝できるという感覚はある。いいジャンプをしてソチ五輪へつなげていきたい。

続きを表示

2014年1月25日のニュース