藤森4位「世界のトップレベルとの差を縮めることができた」

[ 2014年1月25日 16:36 ]

 スキーなどの冬季競技を独自のルールで実施する「冬季Xゲーム」は24日、米コロラド州アスペンで行われ、スノーボードクロス女子でソチ冬季五輪代表の藤森由香(アルビレックス新潟)が決勝に進み、4位に入った。ソチ五輪で初実施されるスノーボード、スロープスタイルの男子代表の角野友基(日産X―TRAIL)は、非五輪種目のビッグエアに出場して2位。フリースタイルスキーのハーフパイプ(HP)女子代表の小野塚彩那(石打丸山ク)はスーパーパイプで4位だった。

 …スノーボードクロス女子の藤森は惜しくもメダルを逃した。6人で滑る決勝は好スタートでトップを快走し「勝てるんじゃないか」と優勝も頭をよぎったという。だが、2カ所目のジャンプの着地でバランスを崩して失速。3人に抜かれ、4番手でゴールした。

 3位とは0秒392差。ジャンプの失敗を「ちゅうちょしてしまった」と振り返った。それでも、ソチ五輪直前に世界の強豪と互角に渡り合ったのは大きい。「いいスタートでいいレースができた。世界のトップレベルとの差を縮めることができた」と充実した表情だった。

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2014年1月25日のニュース