審判部、立ち合い乱れ大砂嵐と北太樹に注意

[ 2014年1月25日 21:16 ]

大相撲初場所14日目

(1月25日 東京・両国国技館)
 大相撲初場所14日目の25日、大砂嵐―北太樹で立ち合いの不成立が3度あり、伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)が両者を呼んで注意した。

 2度突っ掛けた北太樹は無言を貫き、大砂嵐は「合わせろと言われた」と神妙な面持ちだった。伊勢ケ浜部長は「北太樹はもともと合わせづらい立ち合い。大砂嵐も両手をついているなら立たなきゃいけない。両方駄目」と断じた。

 この日は他の取組でも「待った」が続出。鏡山審判部長(元関脇多賀竜)は、3度以上待ったがあった場合に注意を与える審判部の申し合わせを見直す意向を示した。同部長は「教習所からやり直し。ひどいのは、3回にこだわらず呼んで注意しないといけない。最悪の場合、師匠も呼ぶ」と話した。

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2014年1月25日のニュース