小平　７位に笑顔なし「これほど悔しい日本新はない」

女子５００メートル　３７秒２９の日本新記録で７位となった小平奈緒

スピードスケートＷ杯第２戦

（11月15日 米ソルトレークシティー）
　女子５００メートルの小平は日本新を更新したものの笑顔はなかった。抜群のスピードでバックストレートを滑り抜けたが、第２カーブで遠心力に耐えきれず体がやや浮いた。リンクの状態が良く、李相花の世界記録を筆頭に好タイムが続出。７位に沈んだこともあり「周りと比べると、これほど悔しい日本新はない」と表情はさえなかった。

　スピードに乗った状態で突っ込む第２カーブは「恐怖感はなくなってきているし、動きの修正もできている」という。「しっかり滑れば３６秒台に届かないことはないという感覚はつかめた」と収穫も口にした。（共同）