ニックス“4点プレー”消えた…逆転ならず借金2

[ 2013年11月16日 05:30 ]

 NBAは14日行われ、ロケッツと対戦したニックスは3点差を追って迎えた第4Q残り5秒、この日45得点のカーメロ・アンソニー(29)がバランスを崩しながら3点シュートを成功。ロ軍ジェームズ・ハーデン(24)の反則も誘って“4点プレー”のチャンスを得たかに思われたが、審判は「シュート前の反則」と判定。逆転劇は幻に終わり無念の敗戦となった。ウォリアーズはアンドレ・イグダーラ(29)のブザービーターで逆転勝ち。サンダーは残り5秒にラッセル・ウエストブルック(25)が3点シュートを決めたが再び試合をひっくり返された。

 ニックスのアンソニーは「自分の考えを述べるのは意味がない。前を向くだけだ」と最後の判定については明言を避けた。確かに審判はアンソニーがシュートを放つ前にハーデンの反則を認めるポーズを示したが、振り向きざまに放ったシュートはきれいな弧を描いてリングの中に吸い込まれており、2万人のファンは大ブーイング。逆転可能な4点プレーのチャンスがフリースローだけの2点に終わり、この時点で勝負は決着してしまった。これで借金は2。打倒ヒートの期待もかかっている今季だが、序盤は苦戦が続いている。

 ≪アンソニー今季平均は26・1点≫昨季初の得点王となったアンソニーの今季平均得点はハーデン(ロケッツ)と並んでリーグ3位の26・1。1位はデュラント(サンダー)の29・3。

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2013年11月16日のニュース