藍 適応力光った!「いいカムバック」4差発進

[ 2013年11月16日 05:30 ]

第1ラウンド、4番でショットを放つ宮里

USLPGAツアー ロレーナ・オチョア招待第1日

(11月14日 メキシコ・グアダラハラ グアダラハラCC=6626ヤード、パー72)
 日本人選手で唯一出場した宮里藍(28=サントリー)は5バーディー、3ボギーの70で回り、首位と4打差の8位につけた。ポルナノン・パットナム(23=タイ)が66をマークし、首位スタートを切った。主催者の元世界ランキング1位、ロレーナ・オチョア(33=メキシコ)は大会前に第2子を出産し欠場した。

 宮里は「いいカムバック。初日にしてはいいスタートが切れた」と満足げにホールアウトした。適応力が光った。会場は標高1500メートルを超える高地のため、飛距離が6~7%伸びると計算した。しかし、3番で第2打を木に当てて隣のホールに打ち込みボギーが先行。5番もボギーを叩いた。8番終了時に「思ったより飛距離が出ていない。今年は寒いし雨でコースが軟らかい」と普段の飛距離に修正。すると、9、10番で3メートルを沈めて連続バーディー。15、16番でも5メートルのバーディーパットをねじ込み、復調したショットと好調なパットがかみ合った。

 昨年まで4年連続で米ツアーでの勝利を重ねてきたが、今季はまだ勝っていない。「残り2試合。欲張らずに最後まで丁寧にやりたい」と冷静に話した。

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2013年11月16日のニュース