日本 タイに雪辱ストレー倒!「MB1」弱点カバー

[ 2013年11月16日 05:30 ]

<日本・タイ>ストレート勝ちし、喜ぶ木村(3)ら日本チーム

ワールドグランドチャンピオンズカップ女子大会第3日 日本3―0タイ

(11月15日 東京体育館)
 世界ランク3位の日本は同12位でアジア女王のタイに3―0で快勝し、2勝1敗の勝ち点6とした。タイ戦は過去32勝7敗の日本だが、今季は2勝2敗で9月のアジア選手権決勝はストレート負け。この日は安定した守備で試合の流れを引き寄せた。16日はドミニカ共和国と対戦する。

 徹底した守備で雪辱を果たした。日本はアジア選手権で敗れたタイにストレート勝ち。第2セットは9―14と5点差をつけられたが、2度目のタイムアウト後に岩坂の速攻で相手の攻撃を切り、勢いを取り戻した。「拾い負けなかった」と木村は安どの表情を見せた。

 新戦術と守備力がかみ合った。真鍋監督は「きょうは守備が良かった。サーブで崩して、ブロック、レシーブの関係をしっかりさせた」と守備を強化。レシーブが安定し、鍵を握る迫田のバックアタックが決まり、攻撃の幅が広がった。センターを1人、アタッカーを4人配置する新戦術「MB1」ではブロックが弱点となるが、木村は「ブロックなど慣れないところでのプレーになるので、守備でカバーしていこうと話した」と全員バレーでの勝利を強調した。

 目標は表彰台。16日は世界ランク8位で強打を誇るドミニカ共和国と対戦する。「4年前はドミニカ共和国に負けてメダルを逃したので、同じことにならないようにしたい」と木村。01年以来3大会ぶりのメダルへ勝利を目指す。

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2013年11月16日のニュース