古賀総監督も笑顔!環太平洋大、エース不在も連覇

[ 2013年6月23日 06:00 ]

 柔道団体戦の全日本学生優勝大会が東京・日本武道館で開幕し、女子5人制では古賀稔彦総監督率いる環太平洋大が決勝で山梨学院大を3―2で下し、連覇を達成した。

 エースの安松春香主将(4年)が右膝の故障で欠場したが、先発全員が全日本柔道連盟の強化指定選手という層の厚さは他校とは一線を画していた。1―1の中堅戦でヌンイラ華蓮(4年)、副将戦で高橋ルイ(4年)が連続一本勝ちで勝負をつけた。

 古賀総監督は「(大学所在地の)岡山に来てくれた子たちを優勝させるという一心だった。連覇はモチベーションにつながる」と笑顔。今年は11月の体重別団体との2冠が目標で、父がガーナ人のヌンイラは「主将がいないときに目標を消すわけにはいかなかった」と歓喜の涙をぬぐった。なお、女子3人制は東京学芸大が初V。1回戦だけ行われた7人制の男子は23日に決勝まで行う。

続きを表示

2013年6月23日のニュース