日本協会、肥大化した強化体制にメス「スリム化を」

[ 2013年6月23日 06:00 ]

 赤字体質脱却へ、強化にもメスを入れる。日本バレーボール協会は都内で理事会を開き、前日21日の評議員会で理事から外れた中野泰三郎前会長(66)の後任として、新会長に羽牟(はむ)裕一郎氏(46=医療法人博医会副理事長)を選出した。

 同協会は11、12年度と2年連続赤字決算で「強化の人件費が大きい。肥大化している強化の体制をスリム化したい」と強化スタッフを減らす意向を示した。森田淳悟前強化事業本部長も理事から外れており、当面は同会長が強化事業本部長なども兼任する。同ポストの後任については「できるだけ早いうちに決めたい」とし、「理事以外からの登用も現時点では否定しません」と話し、森田氏が“復活”する可能性も示唆した。

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2013年6月23日のニュース