上村会長進退は本人判断 全柔連の上層部が明言

[ 2013年6月23日 20:38 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)の佐藤宣践副会長は23日、助成金不正受給を調べた第三者委員会の最終報告で管理責任を問われた上村春樹会長の進退について「会長自身がどう考えるかだ」と述べ、24日の全柔連臨時理事会では議題にならない見込みと明言した。

 佐藤副会長によると臨時理事会では最終報告の検証や、内閣府公益認定等委員会に再提出を命じられた一連の不祥事に関する報告書の精査などが議題となっている。

 佐藤副会長は「4月の段階から、最終報告が出たら(進退を)考えましょうということだった」、藤田弘明副会長は「会長から進退の相談は受けていない。判断を任せている」と述べた。ともに全日本学生優勝大会が行われた東京・日本武道館で語ったが、上村会長は姿を見せなかった。

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2013年6月23日のニュース