トルコ大統領が評価委を歓迎 イスタンブール調査開始

[ 2013年3月24日 21:32 ]

 2020年夏季五輪招致都市の開催計画を精査する国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会は24日、東京とマドリードに次いで最後となるイスタンブールの現地調査を開始した。トルコのギュル大統領が冒頭で歓迎し「政府は全面的に招致を支援している。今回はトルコの番だ。われわれはかつてないほど準備ができている」とアピールした。

 第1日は招致委員会が大会理念などを説明し、アジアと欧州の2大陸にまたがる地理的特徴が、世界の人々をつなぐ象徴となることを強調。競技会場は四つのゾーンに分かれ、ボスポラス海峡に面した地域に将来への遺産となる施設を建設すると訴えた。

 イスタンブールは00年から12年の4大会に連続して立候補し、今回で5度目の挑戦。トルコの経済成長の下でインフラ整備が進み、有力候補になったとの見方もある。

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2013年3月24日のニュース