加藤 男子500で2位!わずか0秒06差 世界距離別

[ 2013年3月24日 23:46 ]

男子500メートル1回目 34秒92の2位につけた加藤条治(フォート・キシモト提供)

 ソチ冬季五輪のテスト大会を兼ねたスピードスケートの世界距離別選手権最終日は24日、ロシアのソチで行われ、2レースの合計タイムで争われた男子500メートルで6大会ぶりの優勝を狙った加藤条治(日本電産サンキョー)は1分9秒82で2位だった。加藤は1回目34秒92で2位、2回目は34秒90で3位だった。

 モ・テボム(韓国)が1分9秒76で2連覇し、及川佑(大和ハウス)は12位、羽賀亮平(日本電産サンキョー)は20位。

 女子500メートルは小平奈緒(相沢病院)が1回目38秒48、2回目38秒25でともに7位となり、1分16秒73で6位だった。37秒69、37秒65で2回とも1位だった李相花(韓国)が1分15秒34で2年連続の優勝を果たし、辻麻希(開西病院)は11位、住吉都(堀技研工業)は15位だった。

 穂積雅子(ダイチ)石野枝里子(日本電産サンキョー)高木美帆(北海道・帯広南商高)が組んだ女子団体追い抜きの日本は3分7秒90で8チーム中7位だった。

 ▼加藤条治の話 (ライバルを)追う気持ちも必要だし、五輪を見据えるとやりやすくなる。一番いい順位で終われた。プレッシャーはきつかったが、うまくあしらってやりました。

 ▼及川佑の話 駄目ですね。表彰台に立ちたかったが、結果として責任を果たせず申し訳ない。いろいろ課題も見えたし、収穫も得た大会になった。

 ▼小平奈緒の話 ほっとはできないが、久々に殻を破れた。記録はまだまだだが、前よりもさらに良くなるようにして来季を迎えたい。

 ▼辻麻希の話 今季はずっと調子が悪くて苦しんできたが、少し自分らしさは出せた。少し力任せに滑りすぎた。悔しい部分もある。(共同)

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