葛西が2戦連続4位 W杯ジャンプ男子最終戦

[ 2013年3月24日 20:30 ]

Wジャンプで2戦連続4位に入った葛西

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は24日、スロベニアのプラニツァでフライングヒル(HS215メートル、K点185メートル)による個人最終戦を行い、40歳の葛西紀明(土屋ホーム)が207メートル、217・5メートルの417・8点で22日の第26戦に続き、2戦連続の4位だった。

 伊東大貴(雪印メグミルク)が188メートル、199メートルの17位、竹内択(北野建設)は182・5メートル、171・5メートルで28位だった。個人総合では竹内が21位、葛西が24位、伊東が26位になった。

 24歳のユーリ・テペシュ(スロベニア)が217メートル、214メートルの425・5点でW杯初優勝を果たした。国別対抗ではノルウェーが9季ぶりに制し、8連覇中だったオーストリアが2位に陥落した。日本は6位だった。

 ▼葛西紀明の話 悔しい。転ばなかったら優勝できたかも。最高の終わり方。ソチにつながる成績で自信がついた。悔しさをばねに来季も頑張る。

 ▼伊東大貴の話 1回目はタイミングが遅れて自分のジャンプにならなかった。今季は勝てなかったし悔しい。来季は勝ちを狙えるジャンプをつくり上げたい。

 ▼竹内択の話 終盤は調子が上がらなかった。昨季より個人総合の順位は下がったけど内容は一番いいシーズンだった。来季は勝ちたい。(共同)

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2013年3月24日のニュース