孔明、風に困惑…２日目はバーディーなし

　【全英ＯＰ２日目】初日は２オーバーの１１７位だった小田孔明は、２日目はバーディーなしの７５で通算５オーバーとなった。

　「風が吹いたらメチャメチャ難しい。距離感もそうだし、風向きすら分からなかった」とリンクスの風やめまぐるしく変わる天気にほんろうされた。予選落ちだった昨年に続いての全英挑戦。「楽しかったし、ここにもう一回来るために何かやらなきゃと思えた」と収穫も挙げた。

　≪宮瀬、耐えきれず７５≫７年ぶり４回目の全英出場となった宮瀬は通算２オーバーで予選ラウンドを終えた。「特に緊張感はなかった」と初日は１アンダーの５９位だったが、２日目は耐えきれずに７５を叩いて後退した。００年以来となる聖地での全英を戦って「特にフォローが吹いた時の距離感が難しかった。でも雰囲気は楽しめたし、また日本に帰って頑張れます」と笑顔で振り返った。

　≪藤田、通算６オーバー≫初日１２７位の藤田は３つスコアを落として通算６オーバーでホールアウトした。序盤から我慢の展開だったが、１７番では第１打を右に曲げてＯＢとし、トリプルボギーと崩れた。過去４度出場したメジャーすべてで予選通過し、大舞台でも堅実なプレーをしてきたが「自分の力を出し切れなかった。かなりバンカーにもブッシュにも入れた。この結果は悔しい」と持ち味を発揮できなかった。