谷口暫定15位で決勝Rへ 池田、薗田らは予選落ち

[ 2010年7月17日 08:45 ]

 【全英オープンゴルフ第2日】強風による1時間半の中断があったため、日没サスペンデッドで30選手が競技を終了できなかったが、日本選手はいずれもホールアウト。70の谷口徹は通算4アンダー、暫定15位で予選を通過した。通算2オーバーの宮瀬博文は予選通過が微妙。小田龍一は同4オーバーだった。同6オーバーに後退した小田孔明、池田勇太、藤田寛之と同8オーバーの薗田峻輔、同9オーバーの宮本勝昌は予選落ちが決まった。

 競技を終えた選手では通算12アンダーのルイ・オイストハイセン(南アフリカ)が暫定トップ。マーク・カルカベッキア(米国)が同7アンダーで続いている。タイガー・ウッズ(米国)は同4アンダーで暫定15位。昨年2位の60歳、トム・ワトソン(米国)は同4オーバーとなって予選通過は絶望的となった。

 ▼タイガー・ウッズの話  きょうのコンディションは本当に難しかった。何度もボールが動きそうになって、仕切り直しをした。その中でいいショットを打って耐えることができた。あすもまた風が吹く予報だし、先は長い。

 ▼トム・ワトソンの話 今日はコースに、見守ってくれた人に感謝をし、最後のプレーをした。このコースは本当に多くのことを教えてくれた。アーノルド(パーマー)もジャック(ニクラウス)もあの橋で全英に別れを告げたが、わたしにとってはこれが最後の全英ではない。来週の全英シニアオープンもとても楽しみにしている。

 ▼薗田峻輔の話 風に太刀打ちできなかった。(バーディーを取れず)チャンスはあったけれど、簡単じゃなかった。また(全英オープンに)帰ってきて、今度は4日間プレーしたい。

 ▼池田勇太の話 厳しかった。パターでも風の影響があった。これだけ風が吹けばクラブ選択も難しい。悔しいが仕方ない。良い経験にはなった。

 ▼小田龍一の話 18番でバーディーが取れて良かった。きのうは気持ちが弱かったので、きょうは強い気持ちで臨んだ。この強い風の中パープレーで回れたので、次につなげたい。(共同)

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2010年7月17日のニュース