かおる姫ペアは準決勝敗退　浅尾ペア敗者復活で敗退

敗者復活２回戦で敗退した浅尾（右）、草野組

　ビーチバレーの国内ツアー第３戦、大阪カップ第３日は１７日、大阪市の中之島特設会場で行われ、女子準決勝で尾崎睦（湘南ベルマーレ）金田洋世（上越マリンブリーズ）組が、広州アジア大会代表の浦田聖子、西堀健実組（フリー）を２―１で破り、楠原千秋、三木庸子組（フリー）とともに決勝へ進んだ。駒田順子（ポイント）菅山かおる（ウインズ）組は準決勝で敗れた。人気の浅尾美和、草野歩組（エスワン）は敗者復活２回戦で敗退し、準決勝に進めなかった。男子は西村晃一、仲矢靖央組（ウインズ）と山本辰生（フリー）鈴木太郎（ＭＡＲＵＳＡＮ―ＢＴＯＣ）組が決勝進出。

　敗者復活２回戦に臨んだ女子の浅尾、草野組は、要所で出たサーブやつなぎのミスが響き、尾崎、金田組に１―２で競り負けた。
　浅尾は自らの成長と飛躍のために今季新ペアを結成した。それだけに今回の結果はショックな様子だ。国内で振るわず「ワールドツアーに行っても…」と、自信喪失とも取れる言葉が漏れた。
　相手ペアにはツアー第２戦でも準決勝進出を阻まれた。草野は「雪辱よりも自分たちのプレーを意識した。これが今の実力」と現実を受け止めていた。