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石破茂首相 続投を正式表明 参院選惨敗を謝罪も「一刻の停滞も許されない」 トランプ氏との交渉に意欲

[ 2025年7月21日 14:08 ]

参院選の結果を踏まえて会見を行った自民党の石破茂首相(撮影・小田切 葉月)
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 20日投開票の参院選で惨敗し、進退が注目されていた自民党総裁の石破茂首相(68)が21日午後、会見し、続投の意向を明らかにした。

 事実上の政権選択選挙と呼ばれた参院選で、自公与党で非改選議席を含めて過半数の50議席を目標としたが、自民は39議席、公明は8議席で合計47議席。選挙前の66議席から、過半数を割り込む惨敗となった。この結果を受け石破氏は「多くの同志が議席を得られなかったのは痛恨の極みで、心より深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 昨秋の衆院選に続く過半数割れ。衆参両院での過半数割れは、自民を中心とした与党では1955年の結党以来初という大敗で、安定した政権運営が極めて厳しくなった。

 それでも、この日の会見では、トランプ関税への対応や自然災害を念頭に、「国際情勢の外部環境の変化、自然災害は政治状況整うことを待ってくれるわけではない。政治には一刻の停滞も許されない」と首相交代による政治空白を作らないことを主張。「できる限り早期にトランプ大統領と直接話し、目に見える成果を出したい」と意欲を示した。

 それでも、衝撃的な惨敗だけに、党内からは石破氏の退陣を求める厳しい声が上がっていた。21日午前に開かれた臨時役員会で、石破氏は続投の意向を示したとみられるが、テレビ朝日の報道では、麻生太郎最高顧問が周囲に「続投は認めない」と話しており、退陣を迫る考えだと伝えていた。

 党内人気の低さがネックだった石破氏。政権運営はもちろんのこと、今後は役員人事にも協力を得られるか、いばらの道が続くことは間違いなさそうだ。

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社会の2025年7月21日のニュース