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石破首相 比較第1党の成果主張 識者は疑問「ゴールポスト動かすことほどやっちゃいけないことはない」

[ 2025年7月21日 20:16 ]

参院選の結果を受けて記者会見を行う石破茂首相 (撮影・小田切 葉月)
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 中大の中北浩爾教授(政治学)が21日、BS日テレ「深層NEWS」(月~金曜後6・58)に生出演し、参院選惨敗にも続投を表明した石破茂首相の会見内容に私見を語った。

 事実上の政権選択選挙と呼ばれた参院選が20日投開票され、自公与党で非改選議席を含めて過半数の50議席とした目標を割り込み、合計47議席にとどまった。21日に会見した党総裁の石破茂首相は、惨敗を謝罪しながらも、比較第1党としての責任を何度も強調。「国際情勢の外部環境の変化、自然災害は政治状況が整うことを待ってくれるわけではない。政治には一刻の停滞も許されない」と続投の意思を表明した。

 これまで50議席を目標としながら、会見では「比較第1党を維持した」ことを成果として出した。中北氏は「ゴールポストを動かすほど、やっちゃいけないことはないんですよ」と痛烈に指摘。「改選50(議席獲得)というのは、必達目標だったんですよ。必達ですよ。達成できなかったら辞めるってことの意味ですからね。言葉に責任を取らないと」と続けた。

 党内野党と呼ばれ、自民議員の不正や筋の通らないことには、党内から声を上げ続けたのが石破氏の政治家スタイルだった。中北氏は「石破さんはそれである種の期待を集めていた。真実を語ると言っていたわけで」とし、「石破さんに対する期待が、最初からはがれてきていましたけど、決定的に今回ではがれたという感じですね」と厳しい論評を続けた。

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