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J王者横浜内定のFW村上悠緋「世界に羽ばたく夢に向かって頑張りたい」関東学院大から2人目加入

[ 2022年12月22日 21:51 ]

Jリーグ加入内定会見で意気込む関東学院大の(左から)FW坂本順平(J3YS横浜)、FW河波桜士(J1鳥栖)、FW村上悠緋(J1横浜)、FW岩元ルナ(J2群馬)、DF藤本裕也(J3松本)
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 関東大学サッカー2部リーグの関東学院大が22日、横浜市の金沢八景キャンパスでJリーグ加入が内定している5選手の合同会見を開催した。

 関東学院大は2006年からJ1横浜と提携を結び、現在の奈良安剛監督をはじめ指導者の派遣を受けたり、横浜に練習生として参加させるなどチーム強化を図ってきた。その横浜に来季加入するFW村上悠緋(22)は「夢だったJリーグの舞台、さらに世界に羽ばたくという夢がある。そこに向かって来年度から頑張りたい」と意気込んだ。同大学から横浜に加入するのは16年のFW富樫敬真(現J1鳥栖)以来、2人目となる。

 村上は北海道出身で、北海道大谷室蘭高校から進学。2年時には関東大学2部リーグ歴代2位となる20得点を挙げ得点王に輝いた。3年時の昨年5月、横浜の練習生としてエリートリーグ浦和戦に出場。相手は主力のGK西川周作らが先発した中で、圧巻のハットトリックを達成した。「相手のメンバー表にトップの選手が多くいて、自分たちがどれだけできるか楽しみにしていた。そこで3ゴールという結果で示せたのは自信につながった」。同年7月に晴れて内定を勝ち取り、今季は特別指定選手としてルヴァン杯に出場するなど経験を積んだ。

 自身の武器について「ゴール前の決定力。左右両足のシュートを武器にしているのでそこを見てほしい」とアピール。理想はポーランド代表FWレバンドフスキで「プレー集やゴール集を参考にしている」という。「大学4年間で人としても成長できた。それを生かし、一日でも長くプロの世界で活躍できる選手になりたい」と誓いを立てた。

 ▼FW河波桜士(J1鳥栖内定)今年ケガが多かった中で周囲の方に支えてもらい、その感謝の気持ちを忘れずにやっていきたい。武器はスピードで(日本代表MF)伊東純也選手が目標。

 ▼FW岩元ルナ(J2群馬内定)一つでも多くのゴールと勝利を群馬の地にもたらすよう、全ての力をかけて戦う。前線からの守備や90分間を通してのスプリントに自信がある。意識するのは(日本代表FW)前田大然選手。

 ▼DF藤本裕也(J3松本内定)左足からのビルドアップ、縦パスで攻撃が始まるところを見せたい。自分の左足でチームが一つでも多く勝利して、チームをJ2、J1に上げていきたい。

 ▼FW坂本順平(J3YS横浜内定)持ち味はどんなボールにも突っ込んでいく泥臭さ。目標はFW大迫勇也選手。地元(横浜)のチームなので、子どもたちや見てくれる方をドキドキさせるプレーがしたい。

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2022年12月22日のニュース