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横浜FC加入内定の明大DF林幸多郎が目指す“弁護士Jリーガー”「誰にもできないことをやり遂げたい」

[ 2022年12月22日 18:12 ]

明大の合同会見に出席したJクラブ内定者の(左から)林、遠藤、木村、福田、桜井、松原
Photo By スポニチ

 明大は22日、Jリーグの各クラブに来季加入が内定している6選手の合同会見を都内で行った。

 横浜FCに加入する主将のDF林幸多郎は、異例の“弁護士Jリーガー”を目指す。「2つの道を追求するのは今まで誰もやったことがない。誰にもできないことをやり遂げたい」と意欲を語った。
 大学で法学部に進学し、「純粋に法の勉強が面白かった。弁護士になりたいという欲よりは、もっと知りたいという思いのほうが強い」と勉強にのめり込んだ。

 法科大学院進学に向けて勉強を進めていた今年6月、横浜FCから獲得の話が舞い込んだ。クラブから内定を断られるリスクも覚悟で弁護士も目指していきたいという意欲を伝え、その上で内定を得たという。

 「伝えた上で内定をいただいたので、そういうクラブに巡りあえたのもうれしかった。横浜FCの勝利に対して全力を注ぐことは、ぶれてはいけない。それ以外のある意味趣味の部分で勉強を頑張っていきたい」と話す。

 鳥栖ユース出身で、主将としてチームを束ねるリーダーシップはもちろん、栗田大輔監督は「戦術理解度」にも太鼓判を押す。林は「まずは横浜FCの試合にスタメンで出て、しっかり勝利に貢献することが第一目標」と力を込めた。

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2022年12月22日のニュース