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権田修一 W杯チームのベストシーンは「スペイン戦のVAR判定待機中」 悲願8強へ足りなかったもの

[ 2022年12月12日 11:28 ]

権田修一
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 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会でチームのベスト16進出に貢献した日本代表GK権田修一(33=清水)とMF田中碧(24=デュッセルドルフ)が11日、フジテレビのスポーツ番組「S-PARK」(日曜後11・15)に生出演した。

 日本代表は、1次リーグE組では、コスタリカに敗れたものの、ドイツ、スペインを破り、グループを1位で通過。決勝トーナメント1回戦ではクロアチアにPK戦で敗れた。それでもサッカー大国を撃破して日本中が大フィーバーに沸き、帰国後は森保監督始めメンバーがテレビに引っ張りだこになっている。

 チームのベストシーンとして挙げたのはスペイン戦の2得点目がVAR判定となって待機しているシーンだった。「その時間っていうのが、僕はいろんな意味で日本代表の良さが出たなと思ったシーンで。まずここで長友選手が入ってくるこの速さ」と笑いながら、「この後に一旦(判定を待つ間)、いろんなことをみんなで予測して話したんですね。僕は谷口選手と、もしゴールじゃなかったらこうしようとか、少しイケイケになってるからバランス見ようとか話して。いろんなコミュニケーションをとっていた。それでゴールと決まった時、もう一度みんなで喜び合うっていう。また長友選手が先頭でピッチに入ってきましたけれど。チームみんなでこの時間はいろんなことを考えるんですけど、すごい次のことも考えながら、またみんなでベンチの選手が入ってきてっていうシーンが僕はほんと好きですね」と回想。「冷静にコミュニケーションをとって、この試合どう勝つかと考えてたので僕ららしかったと思います」と胸を張った。

 今大会の代表を振り返り「素晴らしいチームでした。月並みなんですけど26人、スタッフ含めてみんなで最高の空気を。出てる選手、出てない選手関係なくチームの勝利を喜べるのは素晴らしいチーム。1人欠けたらうまくいかなかった」。

 初のベスト8に足りなったあと一歩とは何かと問われ、「僕らは前回ロシア大会でラスト、ゴールされて負けてしまった。今回後半終了間際はしっかりゲームを締めること、0-0でいくことを全力でやったんですけど…クロアチアは少し余裕があったのかなと。前回大会も延長を何回も勝ち抜いて決勝までいっていますし。そういう部分で僕らは必死に延長に向かった。彼らは延長いっても全然時間もあるからっていうような、経験の差といったらそこまでかもしれないですけど、今大会勝ち抜いてますけど余裕の部分があったのかなと思いました」と分析した。

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2022年12月12日のニュース