×

GK権田修一「今も正直、あんま直視できない」 クロアチア戦のPK悔しさにじむ 今大会ベストセーブは

[ 2022年12月12日 11:27 ]

権田修一
Photo By スポニチ

 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会でチームのベスト16進出に貢献した日本代表GK権田修一(33=清水)とMF田中碧(24=デュッセルドルフ)が11日、フジテレビのスポーツ番組「S-PARK」(日曜後11・15)に生出演した。

 日本代表は、1次リーグE組では、コスタリカに敗れたものの、ドイツ、スペインを破り、グループを1位で通過。決勝トーナメント1回戦ではクロアチアにPK戦で敗れた。それでもサッカー大国を撃破して日本中が大フィーバーに沸き、帰国後は森保監督はじめメンバーがテレビに引っ張りだこになっている。

 ドイツ戦では18秒間で好セーブ4連発を決めた“権田の18秒”が大きな話題に。4本の中でのベストセーブを聞かれ「しいて挙げれば3本目ですかね。ニャブリのヘディングシュートを止めたのは、割と体も伸びきっていてギリギリだったので。これが一番良かったですね」と振り返った。

 止められた要因は「しっかり準備することと、富安選手が相手の前で少しブラインドになってくれたので。なのでコースも限定されていたので。精いっぱいでしたけど、うまく止められたかなと。4つ目は、もう必死です!どっかに当たって外に出てくれと思って体伸ばしました」と明かした。

 また、今大会通じてのベストセーブはクロアチア戦でMFモドリッチのシュートを止めたシーン。「モドリッチ選手はミドルシュートが得意。良いコースにしっかり蹴ってくるイメージがあったので。そんなに簡単なシュートではなかったかもしれないけど、しっかり予測と試合に向けて映像もたくさん見ましたし。いろんな準備がしっかりつながって良いセーブができたかなと」と回想。「とにかくたくさん映像は見ました。初戦はドイツのいろんな選手の映像たくさん見ましたし、クロアチア戦の前は一個一個のプレー、PKだったりとか。中3日しか時間がなかったですけれど、たくさん見ました」と限られた時間で準備して臨んでいた。

 クロアチア戦のPKを振り返るVTRが流れると「悔しさが大きいですね。PK戦の映像、ここ数日見てなかったんですけど今見ても正直あんま直視できないくらい悔しさがあります」と無念さをにじませていた。

続きを表示

2022年12月12日のニュース