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森保監督 吉田麻也の言葉に涙したワケ 「野球で言えばエースで4番、俺が王様みたいな選手たちが…」

[ 2022年12月12日 08:20 ]

日本代表の森保監督
Photo By スポニチ

 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で日本代表を率いた森保一監督(54)が12日、フジテレビの朝の情報番組「めざましテレビ」(月~金曜前5・25)に生出演した。

 1次リーグE組では、ドイツ、スペインを破り、グループを1位で通過。決勝トーナメント1回戦ではクロアチアにPK戦で敗れたものの、世界の強豪たちと渡り合ったチームに国内外から称賛の声が送られた。

 クロアチア戦敗退後、主将の吉田麻也は「間違いなく一番尊敬できる監督。もう一個勝って、監督をもう一個上に連れていってあげたかった」と目を真っ赤にして語った。翌日、その映像を見た森保監督は涙し「選手の話を聞けば聞くほど、自分が足りなかったと思いますね。もっと思いを強く持ってW杯に臨んで選手たちを勝たせてあげたかったなと思いました」と語るVTRが流れた。

 改めて吉田について「チームのために戦ってくれてる選手。頼りない監督だったですけど、みんなで一緒に思いを持って、同じ目標に向かっていけたっていうのは本当にありがたいなと思いました」としみじみ。

 試合後のロッカーで選手一人一人とハグしていった時は「まずはありがとう、と感謝。みんなホント、野球で言えばエースで4番、俺が王様みたいな選手たちがチーム、仲間、日本のために戦ってくれて。自己犠牲ありがとう、全力出し切ってくれてありがとうっていう言葉を。ただここが終わりじゃない、ここから成長を目指してくれと伝えました」と明かした。

 26人中19人が初出場の中、ベテラン勢の動きに「彼らがチームを引っ張って支えてくれて、若手が躍動してくれた結果が今回の戦いにつながった。(吉田)麻也、(長友)佑都、(川島)永嗣、(柴崎)岳というベテランの働きは素晴らしかった。ブラボーでした」とねぎらった。

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2022年12月12日のニュース