鹿島・綺世2発!決めれば負けない“不敗神話”伸ばし堅首も「僕らはあくまでチャレンジャー」

明治安田生命J1第11節   鹿島3－1磐田 （ 2022年5月3日    カシマ ）

＜鹿島・磐田＞前半35分、この日自身1得点目のゴールを決める鹿島・上田（右）（撮影・西海健太郎）
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　鹿島の日本代表FW上田綺世が、決めれば負けない“不敗神話”を伸ばした。1点差に迫られた後半33分、ペナルティーエリア前でDFを引き連れながら左足の豪快なミドルを叩き込み、嫌な流れを一掃。この日2ゴールで得点ランク単独2位に浮上したエースは「後ろの選手は失点からピリピリしていた。助けられるのも前の仕事だと思う」と笑顔を見せた。

　リーグ戦で4試合ぶりの得点は、いずれも利き足とは反対の左足。裏への抜け出し、体をぶつけながらのパワーショットなど利き足ではない左では難しい形だったが「ゴールの種類はFWの価値に直結する。子供の頃から蹴っていたので（左に）苦手意識はない」と平然と話した。

　ゴールすれば今季は5戦全勝、昨季からの連勝も7に伸びた。首位堅持も「僕らはあくまでチャレンジャー。目の前の一戦に勝つことの連続です」と、気持ちは早くも中3日で迎えるアウェー広島戦へと向かっていた。