×

鳥栖 古巣・セレッソ大阪から千金同点ゴールの藤田「特別な気持ちはあった」

[ 2022年5月4日 05:30 ]

明治安田生命J1第11節   鳥栖1ー1C大阪 ( 2022年5月3日    駅スタ )

<鳥栖・C大阪>同点ゴールを決めた藤田(右から2人目)
Photo By スポニチ

 鳥栖はMF藤田直之(34)のゴールで追い付き、C大阪と1―1で引き分けた。

 今季最多の1万4055人が詰めかけたホーム・駅スタが一気に沸き立った。鳥栖の主役は後半から途中出場した藤田。1点を追う後半38分。左CKからのこぼれ球を右中間で受けると中に切り込み、豪快に左足を振り抜いた。「枠を捉えることだけを意識した」と34歳のベテランは涼しい表情で振り返った。

 前節はアウェーで柏に4―1で大勝。勢いそのままに前半から攻めた。積極的なプレスから何度もチャンスをつくりC大阪ゴールに迫った。後半28分にPKで先制されたが、あきらめなかった。同31分から途中出場した藤田は「先発した11人がタフに戦ってくれていたので(相手は)足が止まりかけていた。(ゴールは)そういう時間帯だったと思う」とチーム一丸を強調した。昨年まで3シーズン在籍した古巣対決を終え「特別な気持ちはあった。やっていて楽しかった」と話した。

 ここまで敗戦は1試合のみ。勝ち点を積み上げ順位は暫定6位と好調だ。藤田は「やることは変わらずにしっかり勝ち点3を目指して、いい準備をしていきたい」と語った。

続きを表示

2022年5月4日のニュース