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カタールW杯 ABEMAで無料生中継、全64試合ネット配信は日本初の試み

[ 2022年3月15日 05:30 ]

インターネット放送局「ABEMA」
Photo By 提供写真

 インターネット放送局「ABEMA」が、2月4日付の本紙既報通り、11月に開幕するサッカーW杯カタール大会の全64試合を無料で生中継すると15日付で発表した。同じ時間帯に異なる会場で試合が開催される場合は、複数のチャンネルで並行して中継する。W杯の全試合をインターネットで無料配信するのは日本初の試みで、パソコンやスマートフォンから気軽に観戦できる。

 これまでW杯の放映権料は大会を重ねるごとに高騰。交渉は国際サッカー連盟(FIFA)から購入済みの電通と、NHKと民放から成るジャパンコンソーシアム(JC)の間で行われてきたが、本紙取材では「今大会はNHKが半分を受け持つことで決着していたが、民放に金銭的体力がなかった」(電通関係者)。その中、ABEMAが名乗りを上げ、NHKに次ぐ金額を支払う形で決着した。

 大会はNHKが開幕戦、決勝戦を含む21試合を地上波、BSなどで放送。フジテレビとテレビ朝日も各10試合を地上波で生放送する。

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2022年3月15日のニュース