×

磐田 10人の相手に苦戦…シュート17本も実らずスコアレスドロー「決めきるところを決めないと」

[ 2022年3月15日 22:01 ]

ルヴァン杯1次リーグ第1節   FC東京0―0磐田 ( 2022年3月15日    味スタ )

<FC東京・磐田>後半、ドリブルする古川(右)=撮影・小海途 良幹
Photo By スポニチ

 磐田は敵地でFC東京と0―0で引き分け、今大会初勝利はならなかった。後半に相手DFが退場したことで数的優位を得たものの、ラストプレーの精度を欠いた。

 90分間で放ったシュートはFC東京の6本に対して磐田は17本。攻め続けたが、最後まで相手のゴールをこじ開けることはできなかった。伊藤彰監督は「内容には満足しているが、結果には満足していない」と複雑な表情で試合を振り返った。

 12日のリーグG大阪戦から先発全員を入れ替えて臨みながらも、スムーズな攻撃で前半から主導権を握った。すると後半5分、FWファビアン・ゴンザレスが高い位置でボールを奪いスルーパスを送ると、抜け出したMF金子翔太がシュート。GKが弾いたところにファビアン・ゴンザレスが詰めたが、今度はDFがブロック。さらにMF清田奈央弥のヘディングシュートはクロスバーの上を越え、波状攻撃で仕留めることはできなかった。

 後半15分にはスルーパスに抜け出したファビアン・ゴンザレスをDFエンリケ・トレヴィザンが倒して一発退場。数的優位を得てからも幾度となくチャンスを作ったが、相手の粘りの守備に苦戦。先発したMF黒川淳史は「相手が10人になってチームとしては勝ちきりたかった。決めきるところを決めないと、ルヴァン杯の1次リーグ突破は見えてこない」と悔しさをにじませた。

続きを表示

2022年3月15日のニュース