元Jリーガーの野々村芳和氏が第6代チェアマン就任！理事に宮本氏、特任理事には内田氏、中村氏ら

6代目チェアマンに就任した野々村氏（左）と村井氏
Photo By スポニチ

　Jリーグは15日、社員総会、臨時理事会を開き、野々村芳和氏（49）が第6代チェアマンに正式就任した。野々村氏は清水東高から慶大を経て市原、札幌で選手として活躍、引退後は、札幌の社長などを務めた。初の元Jリーガー・チェアマンとなる。また元日本代表の宮本恒靖氏（45）が理事、特任理事に内田篤人氏（33）、中村憲剛氏（41）らが名を連ねた。

　新チェアマンは会見で「日本サッカーに育ててもらった1人として責任を持っていい仕事をしたいと思います。Jリーグ選手だった人もかなりいるが、それだけ日本サッカーが一定の歴史を経て人材が育ったということだと考えています。強調したいのはフットボールと社会連携。何年か経ったとき、良いリーグになったねと言われるような成果を残したい」と語った。

　依然として新型コロナ禍は続く。ACLのシーズンが秋春制へ移行するなど、Jリーグが直面する問題も多い。まず、第一の公約としては、全国58クラブとのコミュニケーションを大切にすることを掲げ「全クラブのスタジアムに半年以内には行こうと思っています」と話した。